お話40<熱田神宮>


 名古屋へ出かけた折、お邪魔した熱田神宮。
 周りからチラホラ名前を耳にしていた。
 伊勢の話が出ると、セットになって耳に入る。
 草薙の剣(くさなぎのつるぎ)に関係しているらしい…とにかく私はアマテラスが好きなのでせっかく行くなら「熱田神宮」にも行きましょう、ってことで暑い暑い日に行って参りました。

 それでも、私は神社巡りが好きと言っている割に、殆ど下調べをしません。
 ただ時期が来て呼ばれたときに自然にその場所へ向かっているという感じです。

 以前行った奈良県にある「天河神社」は、漫画家・美内すずえさんの著書に書かれていたのを10代の頃に目にしてから、ずっとずっと行きたかった所でした。美内すずえさんはチャネリングして漫画を描いているそうですね。
 私の大好きな漫画家の佐々木淳子さんもかつて、美内さんの元でアシスタントをしていらしたようです。
 皆つながっているので不思議に思いました。
 天河も呼ばれた人しか行く事の出来ない神社と言われていました。今は交通の便がかなり良くなったらしいですが、それでも準備の出来ていない人は急に行かれなくなるとか。

   『 =熱田神宮=

  祭神        熱田の大神
  相殿神     天照大神(あまてらすおおかみ)
           素盞嗚尊(すさのおのみこと)
           日本武尊(やまとたけるのみこと)
           宮簀媛命(みやすひめのみこと)
           建稲種命(たけいなだねのみこと)

 祭神の熱田大神とは、三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代として、よせられる天照大神(あまてらす)のことであります。
 天照大神は、いうまでもなく、皇室の御祖人として至高至貴の神と仰がれ、人々にいつくしみの徳をあたえられる神であります。
 また、相殿神は「五神さま(ごしんさま)」と呼ばれ、草薙神剣とゆかりの深い神々で、ミヤスヒメノミコト・タケイナダネノミコトは尾張氏の遠祖として、仰がれる神々でもあります。
 御鎮座は、ヤマトタケルノミコトの御事蹟と深い関係があります。御父景行天皇から絶対のご信任を受けた尊は、御東征の帰途、尾張国造の御女ミヤスヒメノミコトをお妃にお迎えになり、やがて草薙神剣をこの国にとどめておなくなりになります。その後ミヤスヒメノミコトは武尊(タケルノミコト)の御遺志を重んじられ、神剣を今の熱田の地に祭られました。
 今からおよそ1900年前になります。 』   熱田神宮宮庁資料より

 歩くのが大変というほど広い敷地でもありませんでした。
 まずは本宮・別宮などへ。
 しかしーーー暑い暑い! (~л~;A

 途中日記に書いたように…カキ氷を食べずにはいられませんでした…。

 一箇所だけ、娘が「こっち怖い〜」と言い出しました。確かに少し暗い感じ。
 敷地内に様々な小さな神社が鎮座しているので、何が何だか分からなくなります。
 それでもパートナーは娘の声を知ってかしらずか、奥まで見に行ってました。
 首をかしげながら戻ってきます。
 どうしたの??
 「んー、どっかに呼ばれている気がするんだけど。」

 そういって少しずつ探し始めて、もうここが最後かな、というあたりで。
 「あー、ここかな。」
 そちらを見てみてると、グワーと渦を巻いたような螺旋のエネルギーが見えました。
 上に向かったかと思うと下がってくるような。
 ここね、力がありそうだよ。
 「んー。」
 
 そこは「日割御子神社(ひさきみこじんじゃ)」とありました。
 何だろう?どんな神社なんだろうね。

 帰ってきて少し調べてみました。
 『現在の日割御子神社・祭神は天忍穗耳尊。
 本宮の熱田大神(天照大神)の御子であるが、
 一説には火の神、一説には日本武尊の御子神という。』

 そうなんですか…。分かるような分からないような。
 でも、聖地なのはよーく分かりました。
     by Yumiko 26th Aug. 2004
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お話39<ガイアシンフォニー>

 
 気持ちが行き詰っていて、こんな時は必ず何かのお知らせがくる。
 それは知っているけど、身動きが取れない…。
 ひええ〜どつぼ〜。
 分かっちゃいるけど、なんだかなあ…。

 このまま1週間くらい雲隠れしたい。(雲隠れする意味が分からないけど)
 隠遁生活をしたくなるのだ。現実逃避ともいうかもしれないけど、私には時々必要なんじゃないのだろうか。人の世話を(娘とか)し続けていると気が変になりそうになる。面倒くさがりなのは確かだが。わがままともいおう。
 それは娘がおかしいのではない。
 私がおかしいのだ、きっと。(開き直り〜)

 何もしなくて良い一日、というのが、どうしても主婦にはない。
 気がつかなければ自然に時が流れて行くのかもしれない。それを「諦め」と言うのかもしれない。
 でも時々、何もやりたくなくなるのに、やらなければいけないとなると、壊れそうになるのだ。

 いえ、でも心配しないで下さい。
 壊れた事はありません。
 それなりに、我慢は出来ますし、ずっとそうやって生きてきたのですもの〜。
 娘がいてくれるから、地に足をつけて人間らしく生きているのかもしれないですねえ。
 人間らしく、というのは、とりあえず毎日の生活を規則正しくすること。

 私、普通の生活のパターンって、もしかして向いていないのかもしれないです。
 時々思います。
 そうは言っても生活しています、きちんとね。誰にも文句は言わせない〜(笑)。

 ただ心が(違う)って、何かを言っているんですね。
 こういうときは、聞こえない方が楽かもしれないと想います。

 何かに気づけと言ってるのよね、こういう時。抵抗して聞かないと私のバランスが妙になってくる。
 私は気が乗らないと、ホッといてよって思ってしまうこともありがちなので…素直になれってか。
 グラウンディングしっかりしていれば、大抵大丈夫なのですけどね。

 パソコンに向き合いたくない。それは自分の内面を見つめる時間を取らなくなるからだと思うのだけど、とにかく確認の為にスイッチをつけた。
 angel message 051が妙にひっかかる。
 ガイア、風の声? 本当はもっと長いのかもしれない。
 ボーっと考える。
 ああ、いかん。他にも仕事が待っているのだ。

 返信のメールが入っている。
 その方のホームページへ。
 「地球交響曲第4番」
 私てっきり、観たような気がしていたんだけど、人から聞いただけでまだ観ていなかった。
 お子さんでも観られますよ、との返事。

 で、どういう話なんだっけ?

 前には眠くて確認しなかった内容に目を通す。

 出演者4名。

 はっ!…愕然。

 この人に、会いたい。知らないうちに涙が流れた。(何で〜?何やってんの私?)
**********************
名嘉 睦稔 なか ぼくねん
版画家 1953年 沖縄・伊是名島生まれ
撮影地:伊是名島 沖縄県読谷村 他
名嘉睦稔は、風の伝言(イアイ)が聴ける。鳥と話ができる。キジムナ(樹の精霊)は兄弟だし、海に素潜りで30メートルはゆけるし、イルカやジュゴンが親しげに寄ってくる。
三線(さんしん)は、ほとんど彼の肉声であり、沖縄空手の達人で、神話を語らせれば、右に出るものはいない。
少年時代に沖縄の孤島で育った彼は、現代人が成長のプロセスで閉じてゆく母なる星・地球と会話する回路を次々と開きながら成長し、フト気が付くと、版画家になっていた。
もし、風が地球(ガイア)の心の運び手であるとするなら、我々は、名嘉睦稔の身体を通って吹き抜けてきた風=作品の中に遠い祖先の伝言や、小さな花の言葉や虫や鳥たちの呼び声、太陽や月からのメッセージさえ聴くことができる。
**********************

 私の場合、必要な時にしか情報が頭に入ってこない。きっと有名な方に違いない(多分友人が話してくれているけど)。
 でも、最近のangel message 051
  『あなたの痛みは
   ガイアの痛み

   あなたの哀しみは
   水の哀しみ

   風の声に耳を傾け
   本当の自分を生きなさい』

 ガイアと風の声…今朝からずっと考えていた。
 普段ガイアという単語は、殆ど使わないでしょう?風の声?ふん?

 ガイア=地球。名嘉さんは、風の伝言が聴けるって?風の声?

 とにかく会いたい。だから「地球交響曲第4番」観に行くことにします。
          by Yumiko 10th Aug. 2004
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お話38<エンジェル フォール>

 
 南米ベネズエラにある 「エンジェル フォール」
 TVからこの言葉が聞こえてきたときに、あれ?と思った。

 私何で知っているんだろう。

 真剣に考えた。
 そうそう、南米で、すごーく大変な探検をしないとたどり着けない場所にあるんだよ。
 以前、テレビで見たんだっけ?

 そう想いながら、画面を見ていた。

 979mもある世界最大の滝。滝が落ちる横を雲が流れている。標高も高いはず。
 1km近い高さから流れ落ちる水!ですよ。想像できない。
 だけど本当に流れ落ちている。
 すごいのは、高さだけではないの。
 ここには、滝つぼがない。
 だから川もない。

 どういうことかといいますと、流れ落ちるときの水量はそれなりにあるのに、高さが高さなだけに途中で霧になってしまうんだそうです。
 って、映像も本当にそうなっているんで、見られた方、驚きませんでした(@o@)??

 霧っていうのか雨って言うのか原理はそんな感じなんでしょうかねえ。
 高いところから撒いた水が飛び散ってしまうような、そこら辺の土に撒いているかのような。

 ミクロで言うと大したことではないのに、ビックサイズだから、また何とも地球や自然を感じます。

 それで、私が何で「エンジェル フォール」を知ったのか。
 
 あれは、昔パソコンでどこかのHP(公共サイト)のやり取りをしていて、事情でパソコンを使用しなくなったにも関わらず、その書き込みはそのままになっていた事があって。
 随分たってから、ある男性(当時40過ぎ)から私のポケットボードにメールが来たのでした。

 その男性は2人の子供と、事情で(説明不足ですんません)離れ離れになっていて、その後色々な話をするようになりました。男性はアメリカに住んでいる方でした。
 まあ、よくもあんなに書きづらいポケットボードで、と今更ながら思う私。

 その男性が冒険大好きだったようで、「エンジェル フォール」に行った、という話を聞いたんでしたよ。
 あらゆる冒険を知りつくしていても、大変な道程だったと言ってました。
 男性でもね。
 だから、今日のTVに出ていた女の子はすごい、そして「エンジェル フォール」を見て涙を流していたのも、そりゃあ、感極まるでしょうよねえ。その神秘を目の前で見たっていうだけでも神々しいものを感じたことでしょう。

 まあ、その男性とは、私がポケットボードを盗まれたことで(詳細を知りたい方はスピ想『手放す』を見てね)すっかり連絡が取れなくなってしまいましたけれど。これも縁というものかしら。

 「エンジェル フォール」を見ていて、私が昔からしてみたいことって、地球っていう生物を自分の肌で、この目で実際に感じるために世界中へ行きたいっていう事だったんだよなあ…と想い出したのでした。
 虫が苦手、暑い寒いって言ってちゃ、まー、無理だぞ君。でも行きたい、今の私が行けるとこへ。

 その想いだすきっかけが「天使の滝」ですもの。出来すぎ〜。
 どこにだって、感動はあるって分かってはいますけれど、私ね、この人生で世界を旅したいんですよ。
 どこからそこへ結んでいこうかな。道はきっと色々あるだろうな。ワクワク。
 皆さんの「夢」、もう一度思い出してくださいね。
                 by Yumiko 1st. Aug. 2004
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お話37<責任転嫁>

 
 自分で責任を取るということ。
 自分の人生に対して。

 責任と言う言葉を聞くと、たいていの人は「重さ」「重要度」などを感じるのではないでしょうか。

 仕事の責任で言えば、自分のやったことに責任をもつ。
 上司になれば、部下のやったことにも責任がうまれる。
 社長は、社会的な視点に対しても責任を背負っている。

 責任とは?
 自分がそれ程の人間ではないと思っていればいるほど、感じなくても済むもの。
 
 責任を取るくらいなら、自分はたいした人間ではない振りをして生活した方が楽だとか。

 どうですか?皆さん。
 自分に何か特別なことが降りかからない限り、いちいち責任についてなど考えませんよね?

 いたるところで使われる言葉ですけど、いいイメージは持っていらっしゃいますか?

 責任を取れ!
 何だか攻撃的ですね。

 でもね、私が思うに、自分の人生に責任を持ってあげることは当たり前の事だという気がします。
 「責任を取る」=「責任を取らされる」と考えてしまうでしょうか。

 何でも上手く行かないと、人のせい環境のせい、社会のせいにしたくなるかもしれません。
 そう思っていれば、自分が悪いのではないのだと思えるし。
 辛いのが自分の責任でないのだから、自分が背負う責任はないと。
 それでは…あなたの人生が上手く廻っていくには悪い人が変わらないといけないのでしょうか?

 私は以前も書きましたが、自分が辛いのは親のせいだと思っていた時期がありました。
 そして、そう思うことで、一時期自分を慰めていました。
 その時、話を受け止めてくれたカウンセラーの先生がいました。
 「辛かったね」と受け止めてくれて、あなたが悪いんじゃないのよと言ってくれました。
 その時、私は自分が悪いんじゃないと気づいたことで、自分を責める事を辞めようと思いました。
 だって、ここに分かってくれる人がいたんだから。
 
 やっぱり、親が私を否定したんだ…。
 ここから私の葛藤が始まりました。

 怒りにも似た寂しさが湧き上がりました。親に理解して貰えなかったという深い哀しみでした。
 一時期は感情に押しつぶされそうでした。
 私は、愛されていなかったんだ…という失望感にも襲われました。

 自己憐憫ですね。
 自分がかわいそう。
 結局押し殺してきた感情を感じることが必要でした。
 だから、自分の内面の吐き出しだったわけですね。

 こういう時期には、つい色々な人に話を聞いて欲しくなります。
 答えも欲しいし、助けて欲しい、だって、私かわいそうだから…。
 
 そしてこういう時期に、スピリチュアルな世界へ飛び込む方が多いようです。
 で、どうなると思いますか?

 このHPに目を通し慣れている方はお気づきでしょうか。
 
 そうなんですよね。
 結局、自分の人生に責任を持とうと決めない限り、誰かが答えをくれると思っている限り、いつまでも人のせいにしてグルグル廻ってしまう体験が待っているようです。
 私のカウンセリングの先生は、受け止めてくれましたが、考えてみるとそれだけ!!でした。
 感情を受け止めて、手放すお手伝いをしてくれただけ。
 時には一緒に怒ってもくれました。感情の共有といいます。
 私は、先生にもっと私を見て欲しいと思った時期もあります(女性の先生ですが)。
 それは、元を正せば、私が母親にして欲しかった事だったんだなあ、と。

 自分の傷が、ほんの短期間に無くなってしまう魔法などないかもしれません。
 精神世界には、それがあるような錯覚を覚える人もいるでしょう。
 でも、決して魔法はありません。
 あなたが自分の力で癒されない限り、人生の意味を手放したことになりかねないからです。

 どういうことかと言いますと、大抵、人のせいにするか自分を徹底的に責める事で(責めているんですよ!)本来の問題から逃げようとします。自分は悪くないのだけれど、どうしようもないのだと思い込もうとします。
 逃げている限り何も解決しない事は分かっているのに、動けなくなる事もあるでしょう。

 助けを求める事は、決して弱さではないと何度もお伝えしているのは、依存と人に頼る事の違いがなかなか分かり辛いからでもあります。
 頼ることは、時には必要です。
 人は一人で生きているのではありませんから。

 だけど、自分の問題は自分のものですね。
 誰かが解決してくれるのを待っていると、永遠に続く気がしませんか?
 
 「責任を持つ」というのは、
 自分の人生を大切にしよう、ということだと思います。

 こんな人生いらない。
 この言葉を言ったとき、その人はすべてを自分以外のせいにしているのです。
 
 私がそうでした。
 全て捨ててしまうなら、やりたいことを見つけてみませんか?
 
 人の幸せを妬むよりも、もっと自分を磨きましょう。
 誰かがが不幸になるために、誰かが幸せになっているのではありません。
 それだけは、勘違いしないでね。

 人のせいにしているときは、自分の事を全く見ていないことに気づきませんか?
 相手は鏡。
 自分を嫌っていても、人のせいではありません。
 親が悪いのなら、まず親を嫌ってみましょう。
 親を嫌いでも、自分を好きでいられるのならいいじゃないですか!ブラボー!!
  自分を好きになるまで、いっぱいいっぱい経験を重ねていきましょう。
        by Yumiko   30th. Jul. 2004
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お話36<蟹座の新月の想い>

 
 ある方のHPの日記に「妻の仕事は夫を癒す事、だと思っている」とあったのを目にした。
 すばらしい。新婚だからとも言えるのか。…私も新婚だね。
 私は、パートナーに何が出来ているだろうなあ、とフト想った。

 以前、頑張りすぎておかしくなりそうになったので、今は無理はしないことにしている。
 そして、育児も苦手の部類なので、どうしても力が入ってしまう。いや、力が入りすぎて抜けると言うべきなのかな。それでも、いっぱいいっぱいになることがある。
 だから、家事はいっそう手を抜く事にしている。そうしないと、気持ちも身体も付いていかない。
 この傾向は、母子家庭の時に作り上げてしまったのかもしれない。

 一度目の結婚では、常に文句を言われないようにシュミレーションしながら行動をする癖がついた。
 実際家の中にいてすることといえば家事以外なかったので、食事にしても何にしても、大したことでもないのに(私にとっては)文句を言われると自分のすべてを否定されているような気がしてしまった。
 今の私は、そんなの(家事)やりたくてやっているんじゃないし、出来ないものは出来ないんだよ、って思っている。
 でも、専業主婦をしていた時は出来ないといけないと思っていたので、失敗してはいけないと考えていた。
 相手が完璧主義であったから(私も)何を望んでいるのか気持ちを探って、苦しかった事苦しかった事。
 口にしなくても何を望んでいるのか、考えてあげなければいけないと思っていた。
 そうしないと、主婦の務めが果たせていないような気がしていた。
  顔色をうかがう癖は、小さい頃からだったのだ。
  
  心を読もうとしなくても理解できる気持ちと、相手が望んでいる事をしてあげなければと思う気持ちは全く違う。
  自然に行動が出来なくなって、私は苦しくなっていたのだ。
  それを、相手に伝える事は出来なかった。
  ずっとそうだった。
 子供の頃は、複雑な感情をどうやって伝えていいのか分からなくて、結局お友達には難しい言葉を使う子、と言われた。それは小学生の頃。
 でも、それでもお友達と遊ぶことは私にとっては安らぎだった。
 気を使う必要はなかったから。
 大人みたいに複雑ではなかったから。

 私のパートナーは完璧ではない。
 私に完璧を求めているとは全く感じない。
 彼のお陰で私はかなりハートを開けるようになったと思う。

 恋愛だけのことではない。細かな感情のやりとりのペースが似ているのかも知れない。
 ぶつかることもあるが、それすら、以前の私には理解して貰えない気持ちが強かった。
 今は理解しようとしてくれているのが分かる。

 で、私は彼に何かしてあげられているのだろうか。
 うーん。
 今でも時々、いてくれてありがとう、と言ってくれる。

 ああ、だから今のままでいいんだな。
 きっと。 
 
 新月に、思いを込めて。
 私は、周りの人たちを大切にしていきたいと想う。
 その上で、私の願いをすべて叶えてしまおう。
 あるがままの私。あるがままの私を表現する。
 それだけでいい。
 人として生まれてきた意味を感じて生きたい。

                by Yumiko 17th Jul. 2004

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お話35<諏訪神社からエッセンスへ>

 いつも日記を読んでくださってm(__)m嬉しい限りです。
 今使っている日記の形式は100日分で消えて行ってしまいます。もったいないような気がして、少しずつ保存していました。本当は全てをどこかに置いておきたいのですが、とりあえずピックアップしてこちらに残していきます。
 質問があったり今までの話のつながりに関係するものなどです。

 今回はスピ想の「動物界からのメッセージ」につながるお話です。

 =2004年3月7日(日)の日記
 
 久々のゆっくり出来る日曜日。
 昨日「アド街ック」で東京・日暮里の特集でしたが、見た方いらっしゃいますか?
 パートナーが「明日は日暮里の団子だな。」
 そういう思いの人々で混み合っているのを覚悟の上、娘を引き連れて出かけました。

 谷中ぎんざにも行きたいので、西日暮里から歩くルート。
 谷中には谷中墓地が有名ですが、周りにお寺や神社がいっぱいです。
 佃煮屋さんやおせんべ屋さんも覗きながら、日暮里へ到着。
 以前駄菓子問屋にも来ていましたけれど、羽二重団子のカフェが駅前にオープンとのことで。
 羽二重団子は高級品というイメージですが、あのほのかな甘さがたまりません。
 おいしい。
 できたてのお店でバイトの子もきっとまだ慣れていなかったのでしょうけれど、テンヤワンヤでした。どーもご馳走様でした。
 もう一度、5月で閉鎖になる駄菓子屋横丁へ寄り道し、違う経路で西日暮里に戻る事にしました。
 今思うと寒いのにね。
 その頃から、私の体は…ぞくぞく。寒い寒い。いくら冷え性でも寒いってばぁ。
 何であなた達は平気なの?寒くないの?
 ふーん。寒い寒い、風邪ひくかな。
 ブツブツ唸っていたら、何やらパートナーが私の首の後ろを掴んでいる。
 寒い寒い…何してんの?暖かくしてくれんの?いや〜芯から冷えるよね、今日は。
 
 手が離れた。
 何してたの?というのもはばかる口元。
 寒い時は口を開くのも嫌なの。
 「もう、平気でしょ?」
 何で?手であっためてくれてた方が温かくて嬉しいんだけど…あれれ?あれれ?手は離れてるのに、首から背中がジワーっと暖かくなってきた。
 うわ〜またかい?
 ……。何かいたの?ねえ、また。
 「うん(^^)。」
 まあ、いいや。深く考えるのはよそう。
 気を抜きすぎなの?せっかくの休みなのに。

 行きとは道を変えたのですが、谷中の近くに高台の神社を発見。
 着いたとたんに、ご神木が目に飛び込んで来ました。良いところだね。

 狛犬を抜けようとした時、
「なんて可愛いらしい。」という声が聞こえました。
 先に娘がトコトコ進んでいってましたので、娘の事だろうと思います。
 「え?僕?」とパートナーは尋ねましたが…無視しちゃえ。

 狛犬の「あ」の方が言ったように感じました。そう、神社には私たち以外はいなかったんです。空耳ですかねえ?
 その神社は『諏方(すわ)神社』。
 長野の『諏訪大社』の分社でした。
 以前上諏訪・下諏訪「諏訪大社」に行ったことはありました。
 今日は、寒いけれども何だかゆったりとした時間の中で、いいエネルギーに浸る事が出来ました。
 娘もパートナーと久しぶりに手を繋いで歩いてニコニコでした。早く休みましょうか。

 =2004年3月9日(火)の日記


 こういう話…普通じゃないかもしれません。でもこのページに来ている人は大丈夫かな。書いちゃえ!えいっ。
 
 7日の日曜日(満月の日でしたね、何だか惑星も特別に並んだとか)たまたま諏方神社に参ったと書きました。
 その後日談です。

 その夜寝ようとしてもなかなか寝付けませんでした。最近には余り無い事でした。
 へんだなあ…。
 う〜ん。
 どうしても「諏方神社」が浮かんできます。
 本堂に参っただけでしたが、脇には荒神様や三峰、御岳山などが奉ってあったようです。
 荒神様にはパートナーがお参りし、娘は後について一緒に手を合わせていました。
 眠れずにいると、荒神様のお宮が脳裏に浮かんできます。
 なんだかなあ、と思っていると
ひょっと、白い狐が現れました。
 そういえば、矢印の先に二つ「○○稲荷」があるように書いてあったらしいのですが、私は殆ど覚えていませんでした。
 狐がいるんです。
 何か言いたいのかな?
そうしたら、金の小判と米俵が出てきました。(豊かさの象徴だそうで)
 次に狐は、白い徳利とお猪口を見せます。
 供えて欲しいのでしょうか。
 寝かせて…。う〜ん。

 尻尾をふっています。その内、キタキツネのような小さい狐が魚をくわえてやってきました。小さい、ああ、さっきの白狐の子供なんですって。大人になると白くなるって教えてくれました。
 面白いなあ。

 調べてみましたよ。他にも理由があって。
 そうしたら、本堂の裏にあるかと思ったお稲荷様は荒神様のお堂の後方下にあったのです。
 そこにあったのは、二つの稲荷。
 何とひとつは「降銭稲荷」
 お金が降ってくるの?小判が見えたのにも意味があるのかな。

 そうです、ちゃんとお神酒を供えて参りました。
 「なんかさあ、子狐が怒られてるよ。母狐に、(昼間人がいる時に外に出てはいけない)って。」
 お神酒がうれしくて子狐が飛び出したのが見えたらしいです。
 縁があるから、その場所に行ったのでしょうね。人生とは驚きの連続です。

 <7月17日後記>
 実は、この神社の近くに私達のWedding Party会場があります。
 日記を書いた数日後、二人でパーティー会場を悩んでいたときに同時に「日暮里」が浮かび、つながっていきました。
 すべてがまるで用意されていたかのように。
 シンクロニシティー、流れにのる。色々な言い方がありますが、身をもって体験したのでした(^^)。
             by Yumiko 17th. Jul. 2004

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お話34<レッグウォーマー>


 スピ想とは趣向が違うかもしれませんが。
 人間、心と体のバランスです。

 今回は取っておきの、夏の冷え対策。
 とはいってもね、とっても簡単なんですが、効果は絶大です!!!

 足の指先が冷たくて悩んでいらっしゃる方、多くないですか?
 だから、一生懸命指先を暖めようとしていませんか?

 私は、夏場の暑い中ではかえって足の裏全体が火照ってほてって、足の裏に氷枕を置きたい位のこともありました。これは、一年間の腰痛治療の中で冷えが行き過ぎると逆に火照るときいたので気をつけなくちゃと想っていました。ただ、夏場の暑い中で指先を隠す靴下などは暑くて暑くて。
 かといって冷房の中へ入ったときだけストッキングの上から靴下を履くのもなあ。
 色々考えてしまいます。

 少しは裸足でサンダルも履きたいよ。
 せっかく腰痛も緩和してきたのに。
 でも、ここで再び冷やしてまた痛みが強くなっても絶対に嫌だし。
 
 そんな風に思っていたところ、今かかっている針灸、ソフトカイロの地元の女の先生が教えてくださいました。

 とっておき!!!
 これさえすれば、あなたも冷えから解放される、マル秘対策〜!!

 手っ取り早く言えば(さっさと言わんかい)、
 冷えの根本は足首、足首の内側なんですって。

 だからその部分だけを冷やさないようにすればいいのです。
 ここで活躍するはレッグウォーマー。
 高校生達が、ミュールにレッグウォーマーとかしてましたよね?
 あれって、冷えには素晴らしいそうなんですよ。皆女子高生知っててやってるのかなあ。

 夏場はね、出来れば絹のレッグウォーマーがいいのですが(涼しいしね)使い古しの絹や綿のハイソックスの指先部分だけ切って、足首にクシャクシャっとしていれば、足先は裸足でもO.K.なのです。
 私、今年の夏、裸足は諦めていたのですよ。
 でもね、それを聞いてから、ほぼ毎日裸足で足首だけ暖めてます。
 これは、すぐれものです。
 私が体感して、この冷え性の私が言うのだから、大丈夫ではないかしら。

 ぜひ、悩んでいる方はお試しください。
 その内、足先の冷たさを感じないようになるみたいですよ。
  冷えは女性の大敵。どーぞ皆様、涼しく楽しい夏をお過ごしくださいませ。
          by Yumiko     5th Jul. 2004
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お話33<アニマルエッセンスpart.2>


 アニマルエッセンスを使い始めた方からの楽しい(?)メールが届きました。
 お店を経営されている方です。
 ご自分で選んで購入されたのがカメ・イルカ・ハチドリ・クモ・ウマでした。
 同時期に使用して良いのは3種類です。

 『まず・・・
 私が飲み始めたのは
 ・カメ
 ・ウマ
 ・イルカ
 でした。

 カメに期待したのは、いろんなエネルギーから守られたいという想い、ウマに期待したのは、従業員やお客様との関係をよりよくしたい、イルカに期待したのは、自分を癒したい・・・という想いから
その3種類を選んで飲み始めました。


アニマルエッセンスを飲み始めるちょうど2週間くらい前から
体調は最悪、寝込みそうな勢いでしたし、
従業員にもと〜っても冷たい言葉を発してかなり傷つけていたようです。
自分では自覚はないのですが(^ー^;A
そして、従業員と大喧嘩をしていました。
それが、アニマルエッセンスが届く前日のことでした。

でもエッセンスを飲み始めて即次の日です。

偶然 (ではないかもしれないけど) 私とけんかしていた従業員が
ある人から、「ママには霊がついている」と言われたそうです。
そのせいで、冷たい言葉を発しているのだと聞かされたそうです。

そして、お塩とお酒のお清めの方法を伝えるようにと言われたそうです。

 その従業員の女の子は、とりあえず、
いつも私たちがお店で焚いている「セージ」をたいて、浄化をしてくれました。
その子は今、ヒーリングの力を身につけつつあって、
私の体の気になる箇所がわかるそうです。
 彼女はそこを重点的にセージを焚いてくれ、
お腹と足が気になったそうなのですが、
 その箇所にセージを持ってくると、鳥肌が立ったのを覚えています。

 もちろんけんかの和解もできました。

 その日帰ってから、ある人に教えられたお清めの方法で
だいぶ楽にもなりました。
 (お塩とお酒をお風呂に入れてそのお風呂に入るだけなんですが、
 1回だけでは浄化しきれず、数日後に再びこのお風呂に入って
 やっと楽になりました。)

 カメちゃんのおかげですかね〜・・・。

 あと、
 
 他のいろんなお店に行って、調子が悪くなることがよくあったんですけど、
エッセンスを飲み始めてから、調子がわるくなることもなく、
楽しく長時間飲むことができるようになってきました。

 いろんな意味で、霊的な保護をしてもらっているような気がします。

 もちろん、ウマ・イルカの効果もあって
従業員ともうまくコミュニケーションとりながら働くことができています。

それに、なんでしょう?

 今まで、仕事ばっかりしてきて
自分を癒すことを忘れていたことに気がつきましたね。
 何を、自分は生き急いでいるのだろう?と、
もうちょっと、今を楽しまなくては・・・と思うようになり、
 最近、ちょくちょく仕事が終わってから飲みに行くようになりました。

 そのおかげで人の縁もさらに広がり、
今を楽しみながら余裕を持って仕事ができるようになってきました。

イルカちゃんの効果ですかね?♪

あと・・・

 旦那にも、ウマだけなんですが、使用しています。
 仕事場の人とけんかみたいな状態が続いていたのを聞いていたので
旦那の胸のチャクラにウマを刷り込んでいます。
 不思議と今は関係は良好のようです。

 あと、驚いたのは、生理痛にもカメ効きました(T-T)
 ありがたやありがたや・・・(笑)
 けっこういつも痛み止めを飲むほどなのですが
今回は痛み止めを飲まずに仕事できましたもん!!
 すごい感動ですよ〜これは!!

そして、昨日からは、

・クモ
・イルカ
・カメ

を飲み始めています。

 でも、クモはさすがに飲むのに抵抗あるんですよねーーー(笑)
あまり想像しながら飲みたくない・・・(笑)

 けど、最近、頭が重くなることが多くて、
自分の中の葛藤の疲れにも、少々耐えられなくなてきていて
自然とクモに手が伸びてしまいます・・・。

 クモの変化がまた体感できたらご報告させてください♪』との事でした。(一部省略しています)

 使用を始めて1週間程で起こった出来事だそうです。
 選んだエッセンスがドンピシャだったのでしょうね。確かに私自身もフラワーエッセンスとの違いを体感し始めています。ただ、フラワーレメディーなどの他のエッセンスを使った事がない方は分かりにくいと思います。
 アニマルエッセンスは、モニターの方もおっしゃっていましたが、やはり躍動感があります。
 植物は基本的に動きませんし、柔らかな癒し効果です。
 動物は…動きますからねえ。

 まったくもって、この女性の体験談は私も驚きました。
 アニマルエッセンスの効果を具体的に選び出す能力はすばらしいですね。
 少なくとも、必要が無いものを使用しても副作用の心配はありませんから、興味があって癒し体験をされたい方はぜひチャレンジされてみては?
 皆様が本当に楽になっていって頂ければと想います。
 Oさん、メールありがとうございました。
 きっと、何かのきっかけを掴む方がいらっしゃることでしょう。
                 by Yumiko 1st. Jul. 2004
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お話32<女優>


 多くの友人に頂いたメールによりますと、今回のWedding Partyは私達の人柄がよく出ていたと喜んでくれているようです。良かった良かった。
 楽しくて、素敵な時間だったよ、と口を揃えて言ってくれてます。良かった良かった。

 だけどね、よく考えてみると、招待した方々がどんな感じで時間を過ごしてくれていたのかなんて実は、なかなか私達には分からないもの。
 でも、ビデオを撮影してもらったお陰で視点を変えて、幸福な時を感じることが出来ました。

 別にいいよ、ビデオなんて、後でそうそう見るものじゃないから、と思っていました。
 でも、せっかく娘の運動会の為に買ったビデオがあるからね、ということと、友人が「撮っておくのもいいよ。」と言ってくれていたので用意はしました。
 準備の係りは全員友人なのですが、どうもビデオ係が足りそうにありません。
 やっぱりいいか〜って充電器も持っていかなかったのです。ビデオ撮ってたらゆっくり楽しめないだろうし。

 当日、それでも台風のお陰で沖縄から帰ってきてくれたお友達が、引き受けてくれる事になり…ありがたや。
 
 後日、確認しようと撮影映像を見てみました。
 おお!!!私がヘアメイクしている時に見ることの出来なかった会場設定から準備段階から友人一人一人へのインタビューまで…予想をはるかに超えた出来栄えでした。
 実はこのパーティーは、そのビデオ係の方と司会を担当して下さった準備リーダーのお二人が薦めてくれたからこそ出来上がったものなのです。
 てんぷら屋を貸切にして私達の入籍祝いをいち早くして下さり、その帰り、トイレの中で二人に挟まれて(^^;)
 「Yumikoさん、お式は〜?しないの〜?
 ねえ〜しようよ〜。いいものだよ〜。全面的に協力するから〜。」
 その言葉が無かったら、きっとやってません、こんなに友人をよべるようなものは。

 お二人は、実はプロの芸人…あ、もとい、美しい女優であらせられまする。
 世の中には、男と女と女優という性別があると、ある俳優さんがおっしゃっていました。爆笑でしたが、そうかも。
 プロは違いますよ。本当にすごい。
 私も学ばせていただきました。(なにをだい?)

 パーティーの内容もてんこ盛りでしたが、司会者の腕前がダントツでしたね。
 私は初めから信じ切ってお任せしていましたが、やっぱり…プロってすごいのねー。

 友人のスピーチも素敵だったけど、出席返信はがきの段階で私達への質問をつどい、質問コーナーを造ったところが、もしかして一番受けたのかも。
 出席者には名札を配り、その裏側には全員違うエンジェルカードのメッセージ(パートナー作成)を添付してパウチしたので持ち帰ってもらいました。これがまた、おおうけ!
 妙にはまっていて、この意味ってーーー?!!と彼に聞きまくっていた友人もいました。(またゆっくり話そうね)。
 
 何より何より、すべては天使の計らいかな。
 その為に、沢山の人の手を通して私達に与えてくださった愛。みんなの愛だね。
  少しづつ受け取れるようになりました。
  やっぱり、あの頃より成長したでしょ?私も。

 『良いパーティーでした。あの頃のYumikoさんは、精一杯踏ん張って立っていて、見ていてこちらが辛いときもありました。これからは3人で並んで歩いていくのですね。
 本当に良かった。安心しました。まるでYumikoさんの母親になった気分かな…。』という友人からのメールがありました。

 今思えばあの頃の辛さとか悲しみとか、すべてその時々一生懸命だったから、何てことないって気もしてしまうけれど。よく考えてみれば、こうやって気にかけて心配したりして、支えてくれた大勢の友人がいたから、私はやってこられたんだ。人とのつながりが私の支えだったんだ。
 結構一人で頑張ってきたような顔してたかもしれないなあ。みんな、ありがとう。

 女優さんってね、集中力がすごいと思うのです。
 そして、プロ意識もね。
 だけど誰かを蹴落とすとか、そういう世界ばかりではない。
 巷の人より、既にスピリチュアル意識は高い(知らなくても)し、人を喜ばせる事に関する能力はピカイチ。
 そうでなければきっと、つとまらないでしょうね。

 でもね、実は、本当はみんな役者なんだよね。
 ある時は、全く違う自分を演じているでしょ?
 本物の女優(俳優)は、それが別の自分だときちんと認識している。
 一般に私達は、別の人を演じていることを忘れてしまい、まるで本当の自分のように思い込んでしまいがちなの。
 
 本当の自分を見つけること。
 まるで女優さんのように軽やかに。
 人間を好きでないと出来ないお仕事でしょうねー素晴らしいですねー。

 人は何かで絶対にプロになれるんだと思います。 
 やりたい事を見つけてやることだけだけれど。

 ビデオ撮影してくれたお友達も含め、みんなをプロのカメラマンさんがグループ撮影をしてくれている時、ビデオ撮影の友人に対し
 「ねー、今撮ってると顔かくれちゃうよー。」
 「………。」
 「ほら、今はカメラ下げてこっち見て。」
 「んーーーだって、今撮影中でーす。」
 「いいから、顔映んないよ。カメラ下げてー。」
 「んーーー今良い感じなのーーー。」
 自分が写るのは二の次ですか。面白すぎる、その集中力。
 
 あ、でも写った写真の表情も姿勢も、やっぱプロだわ。
 
 沢山のご協力のもと、無事滞りなく、楽しい会はお比良喜(オヒラキ)となりました。パチパチ。
                 by Yumiko 23th Jun. 2004        
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お話31<火が怖い>

 
 子供を育てていると大変な事も沢山ありますが、不思議な事もあります。
 今日友人と話しているうちに思い出したエピソードがありました。

 娘がある一時期、火をとても怖がっていました。
 私には子供が1人しかいないので、他の子供がどうなのか分かりませんでしたが、この娘はいつから火が怖くなったのだろう、などと考えていました。
 特に小さな頃、火で怖い思いをさせた覚えはありませんでした。

 私は、邪気を払う為や単にアロマ的な意味など、気が向いたときにキャンドルを灯します。
  突然、ある日から娘がその火をとても怖がるようになったのです。
 初めのうちは、
 「おかあしゃん(まだ”さん”と言えなかったの)、火消して。」
 お母さんいるから大丈夫だよ。
 「怖いよ、火消して。」
 何で?何かが燃えちゃいそうなの?焼けどしそうなの?
 「火は怖いよ。火消して。」

 数日間続きました。

 私とパートナーは、火を灯す事で落ち着く事もあったので、あまりにも続く言動に段々真剣に考え始めました。
 怖いものは仕方がないね。変に無理に我慢させるのもねえ。
 でも、あれは普通じゃないよなあ。あの怖がり方は…。

 そんな事を考えているとき、私の中にビジョンが見え始めました。
 その場面は、インディアンの集落でした。
 娘がいます。まだ子供です。
 娘のいる集落が、どこかの部族に襲撃されていました。
  テントのような家々が燃やされていきます。娘は立ち尽くしていました。

 そこへやってきた男性が娘を連れてウマに乗って走っていきました。
 「それは、僕だな。」
 と彼が言いました。
 ああ、そうか。
 娘は心を閉じていました。
 悲しみでいっぱいでした。
 
 これ以上この場面を観る事はしませんでした。
 これで充分でした。

 彼が、その後娘を養育したのかもしれません。助けたであろうことは間違いありませんでした。
 血はつながっていない。今と同じ。そういう縁もある。

 その話を友人にしていて思い出したのです。
 あの過去世らしきビジョンを私が見た後から、そういえば娘は段々火を怖がらなくなったのです。
 これは、娘が私達に知らせたかったことなのか、そして私達が知ったことで娘の何かがクリアされたのか。

 娘にこの過去世ビジョンを伝えてはいません。
 もし、この続きが必要であれば、いずれ催眠か何かでみてみようかとも思いますが。
 火が怖いのは、そんなところに原因があることもあるのでしょうかね?
                   by Yumiko Jun. 15th 2004
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